葬儀の中のお通夜のマナー

葬儀の中でも、お通夜は本来遺族が故人の側で過ごすという時間です。しかし、現在はお通夜のみに訪れる参列者も増えました。お通夜と告別式の行われる時間の違いといった部分が大きいでしょう。告別式は日中になってしまうことが多く、どうしても訪れることができない場合があります。これが大きな問題点となり、夕方から夜にかけて行われるお通夜であれば参列できるという方が多く見られるようになりました。社会の変化とも言えますが、こうした状況の中でマナーも見られていることを意識しなければなりません。

お通夜の当日は原則として喪服です。原則であって、亡くなった時間や状況によってはかなり忙しくなることから、正式な喪服でなくても構わないとされています。ただ、何でもいいということはなく、黒のスーツやワンピースが基本となるでしょう。子供の場合には、学生服で問題はありません。制服は正装として使うことができますが、制服のない未就学児といった場合には、黒や紺の暗めの服を着せます。派手な服装はマナー違反です。服装はマナーとしてかなり見られている部分であり、親としての対応も試されていると感じなければいけません。子供たちが騒いでしまうこともありますが、これもよく考えなければならない部分です。

実際にお通夜といっても、全てのことを指揮することはできません。昔は隣組にお手伝いしてもらうこともありましたが、現代ではなかなか難しい部分もあるでしょう。親戚にお願いするといったことも出てきますし、現在一番多いのは葬儀社に依頼して指揮してもらうといった方法です。規模によって異なってきますが、親戚や近所の方にお手伝いをしてもらった場合は、マナーとしてお礼を用意しておくことが必要です。これは地域によって異なる部分もあり、一概にはいくらになるといったことは言えませんので、事前にどの程度なのか調べておきましょう。

また、お通夜の料理も見られている部分です。参列人数が決まらなければ手配はできませんが、足りないといったことがないように調整が必要です。量や種類も大切ですが、必要量がなかったとなると問題になってしまうため、余ってもいいくらいに余裕を持って準備しましょう。